過去のニュース一覧

2012年のニュース

  • 12月8日

    忘年会

    教室のスタッフとOBの先生方が集い恒例の忘年会をもちました。最近はやりのgraphical abstractを用いて、教室員からは日頃の研究の成果が発表され、OBの皆さんの研究との比較や発展の話題で盛り上がりました。

  • 11月1日

    藤井文彦 博士 講師(非常勤)に任用

    生命誌研究館の藤井先生が医学概論を担当するため、当教室の講師(非常勤)に採用されました。

  • 7月14日

    中井益代先生を偲ぶ会

    中井益代先生を偲んで、同門が集まり、中井先生ゆかりの電子顕微鏡などが保存されている国登録有形文化財『別館』(歴史資料館)で「中井益代先生を偲ぶ会」が執り行われました。御遺族を囲み中井先生のご業績とお人柄を偲んでのひと時でした。教室員は「先生の教えを大切に、教育研究に励む」ことを御霊前に誓いました。

  • 7月1日

    細菌の解剖

    「細菌の内部はどのようになっているのですか?」という問いに対して、「細菌の内部には太い骨格線維の帯が細胞壁を支えており、細胞質内にはタンパク質を合成するリボゾームと呼ばれる顆粒や核酸などが詰まっている」と答えるしかありませんでした。 この度、太い骨格線維の帯が支える細胞壁の内部には細い繊維状構造物が詰まっており、その繊維の隙間に顆粒状構造物が詰まっていることを証明しました。この細い繊維の一部に核酸が含まれているかどうかは明らかではありませんが、このような繊維状の構造物を中心に様々なタンパク質が集合して生命の原器ができたのではないかと想像することができます。細菌に関する研究に新しい分野が開けるのではないかと楽しみにしています。

  • 4月11日

    中井益代名誉教授 御逝去

    当教室の前任教授、中井益代先生が御逝去されました。84歳でした。

    中井先生は電子顕微鏡技術を微生物学分野に応用され、微生物の超微形態学の黎明期に活躍されました。麻疹ウイルスのヌクレオカプシッドの形態、ヒト白血病ウイルスの形態、ヒト免疫不全ウイルスの細胞内侵入過程、ヒト中枢神経系に感染するとされているボルナウイルスの形態を電子顕微鏡を用いて明らかにされ、その成果である電子顕微鏡写真はいまでも教科書やメディアに掲載されています。

    ご生前の御功績と御指導に心より感謝しております。合掌

  • 4月3日

    石原園子先生、大学院入学

    石原先生は医学部医学科卒業し、国際医療センターで臨床研修と後期研修を済まされました。呼吸器感染症に関する経験の深さをかわれて厚生労働省関西空港検疫所に入省し、検疫所長からの依頼で、本学大学院(医学専攻)に入学されました。益々のご発展を祈ります。

  • 3月31日

    太田理恵さん、卒業

    学生研究員の太田さんが卒業されました。おめでとうございます。在籍中に大学院生に協力して研究を行い、論文も出しました。これからは、医師として臨床研修されます。益々の活躍を祈っています。

  • 2月15日

    青木宏明先生、退職

    青木先生が行政歴と教室での教育歴を基盤にして地域医療に貢献するため、退職されました。益々のご活躍をお祈りします。