過去のニュース一覧

2006年のニュース

  • 12月1日

    平山隆則先生、人事交流で厚生労働省へ

    平山先生は、大学院生として国立感染症研究所の高崎先生(当教室OB)のもとへ留学中でしたが、その行政的思考力を認められ、乞われて厚生労働省へ移ることになり、人事交流の都合上、大学院を退学し、本学助手の身分を得てのことです。引き続き研究活動にも携わられるとのこと、益々のご活躍をお祈りいたします。

  • 10月7日

    第59回日本細菌学会関西支部総会を主催

    標記の学会を本学の看護専門学校講堂を借りて、主催致しました。関西支部総会が開かれたのは昭和29年、今回の総会長が生まれた年だったそうです。以下に抄録の緒言を記し、報告いたします。

    はじめに
    第59回日本細菌学会関西支部総会
    総会長 佐野浩一
    本年10月7日に日本細菌学会第59回関西支部総会開催のお世話を仰せつかりました。本学でお世話させて頂きますのは、第7回(於高槻1954年)、第25回(於高槻1972年)、第38回関西支部総会(於宝塚1985年)に次いで4度目でございます。
    来年度は第60回の節目となりますので、その前夜祭のようなつもりで開催の準備をしようとあれこれと企画を考えましたが、もとより浅学菲才の吾身、名案もなく悶々としておりました。
    私ども学校法人大阪医科大学のウイリアム・メレル・ヴォーリズ設計の建物が市内ではじめての国の有形文化財に登録され、それを機会に歴史資料館を設置することになり、不肖私が修復工事と歴史資料館設置準備の役を仰せつかっております。準備の過程で、日本細菌学会関西支部総会の第1回から第4回までの抄録集を入手し、その写しをこの抄録の末尾に掲載いたしました。
    また、最近、私どもの先々代教授山中太木(ヤマナカ・モトキ)博士が編集されました『先師先哲遺影』の分与依頼が多く、残部がないためコピーをお渡ししている次第です。この冊子は第47回日本細菌学会総会記念として発行されたものですが、細菌学のみならず医学医療の歴史をまとめられたものとして貴重であるとのコメントをいただいております。そこで、第59回関西支部総会の開催を機会に、この冊子を復刻いたしましたので、お納いただけましたら幸いです。
    21世紀に入り迎えた少子高齢化による労働力不足、その中で如何に組織を集約し、効率よく微生物学研究に励むかは私たちに与えられた課題であると認識しております。先師先哲の遺影を前に、皆様の情報交換がより一層進むことを祈念いたしております。
    教室員一同、皆様の情報交換の場を提供すべく努力をいたしましたが、至らぬ点も多々あることと存じます。なにぶんにも手作りの開催であり、私どもの「恕」に免じましてお許しいただきたいと存じます。
    平成18年10月7日

  • 5月1日

    松下とも代さん、実習生として迎える

    松下さんは大学院医療技術学研究科をご卒業後、園田学園で助手として入職され、食品関係の微生物学的安全性に興味をもたれ、ご紹介もあって当教室の実習生としてお迎えすることになりました。頑張ってください。

  • 5月1日

    森田智津子先生ご退職 非常勤講師ご就任

    森田先生は中井名誉教授ご在籍中より当教室で教育研究に当たられておりました。また先生のお人柄もあり,新任教室員にラボ・ハウスルールを指導していただいたり,若手研究員のよき相談相手になっていただきました。このたびご退職されることとなりましたが,先生には引き続き非常勤講師として当教室の教育研究活動にご助力いただくことになっております。よろしくお願いいたします。

  • 4月1日

    中田裕二先生、非常勤講師として迎える

    中田先生は広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程を終了後、農林水産省、日本学術振興会の研究員を経て、藍野大学に入職されました。前任の故横田教授との関係から、当教室で研究指導に当たっていただくことになりました。よろしくお願いいたします。

  • 3月15日

    学位取得 谷口博理先生

    谷口先生は院生として勉学に励む傍ら、関西空港検疫所にて医官と して勤務され、検疫所で分離される赤痢菌の性状を解析することで 国外の赤痢菌サーベイランスが行えるという方法論を確立し、その 成果を Epidemiology and Infection に受理されました。これが評 価されて博士(医学)を授与されました。研究の過程で得られた思 考力を存分に発揮されることを祈ります。