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第59回日本細菌学会関西支部総会を主催

標記の学会を本学の看護専門学校講堂を借りて、主催致しました。関西支部総会が開かれたのは昭和29年、今回の総会長が生まれた年だったそうです。以下に抄録の緒言を記し、報告いたします。

はじめに
第59回日本細菌学会関西支部総会
総会長 佐野浩一
本年10月7日に日本細菌学会第59回関西支部総会開催のお世話を仰せつかりました。本学でお世話させて頂きますのは、第7回(於高槻1954年)、第25回(於高槻1972年)、第38回関西支部総会(於宝塚1985年)に次いで4度目でございます。
来年度は第60回の節目となりますので、その前夜祭のようなつもりで開催の準備をしようとあれこれと企画を考えましたが、もとより浅学菲才の吾身、名案もなく悶々としておりました。
私ども学校法人大阪医科大学のウイリアム・メレル・ヴォーリズ設計の建物が市内ではじめての国の有形文化財に登録され、それを機会に歴史資料館を設置することになり、不肖私が修復工事と歴史資料館設置準備の役を仰せつかっております。準備の過程で、日本細菌学会関西支部総会の第1回から第4回までの抄録集を入手し、その写しをこの抄録の末尾に掲載いたしました。
また、最近、私どもの先々代教授山中太木(ヤマナカ・モトキ)博士が編集されました『先師先哲遺影』の分与依頼が多く、残部がないためコピーをお渡ししている次第です。この冊子は第47回日本細菌学会総会記念として発行されたものですが、細菌学のみならず医学医療の歴史をまとめられたものとして貴重であるとのコメントをいただいております。そこで、第59回関西支部総会の開催を機会に、この冊子を復刻いたしましたので、お納いただけましたら幸いです。
21世紀に入り迎えた少子高齢化による労働力不足、その中で如何に組織を集約し、効率よく微生物学研究に励むかは私たちに与えられた課題であると認識しております。先師先哲の遺影を前に、皆様の情報交換がより一層進むことを祈念いたしております。
教室員一同、皆様の情報交換の場を提供すべく努力をいたしましたが、至らぬ点も多々あることと存じます。なにぶんにも手作りの開催であり、私どもの「恕」に免じましてお許しいただきたいと存じます。
平成18年10月7日