田中公正先生、学位取得
2003年07月28日
整形外科から当教室に派遣され阿部教授と佐野教授による共同指導のもと研究にあたっていた田中公正先生が、Dupuytren拘縮のモデル細胞系を確立され、この成果をもって7月28日に博士(医学)を授与されました。田中先生のお仕事は炎症性サイトカインと線維芽細胞系を使ったもので、私たち微生物学講座としても病原微生物と宿主の関係を考える上で貴重なものです。今後、整形外科医として、得られた成果を治療薬開発など実用化へ応用していただきたいと希望します。田中先生はこのお仕事で学会賞も受けておられます。