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三洋電機との産学連携研究開始

1999年来、三洋電機と本学は研究委受託関係にあったが、研究成果の公表が難しく、広く社会に貢献することに困難を感じてきた。そこで、今回共同研究体制を採ることにより、研究成果を公表し科学的評価を受けることができるようにした。地球温暖化への対応のひとつとして炭酸ガス排出規制がある。医療分野では人命を重視するため地球環境保護施策の例外的聖域と考えられている。しかし、私たちは人類を守るための地球環境保護は聖域を持つべきではないと考える。そこで、様々な発電技術が発達するであろうことを前提に、電気を積極的に医療応用する方法を開発するプロジェクトを立ち上げた。本プロジェクトは1999年からの受託研究の延長線上にあり、その間に培ってきた様々なアイデアを実用化することを目的としている。プロジェクトの場所は大学院医学研究科微生物学講座の一室を提供して、企業側の技術員が研究生として常駐している。